21世紀最初の独立国となった東ティモール
皆さんは「東ティモール」という国を知っていますか?
この前、東ティモールに荷物を国際郵便(EMS)しようと郵便局に行ったところ、
受付の方には「それは国ですか?」と聞かれる始末・・・
そう、東ティモールは殆どと言っていいほどに知られていない国なんですね。
50代以上の方は東ティモールと聞くと「治安が悪い」「戦争の国」というイメージが強いのではないでしょうか?
その通り。
東ティモールは最近まで紛争や内戦が続いていて、1999年8月にやつと独利した小さな国なんです。21世紀になって最初に独立した国なんですよ。
日本と同じ海に囲まれた島国であり、東京・千葉・埼玉・神奈川を合わせた面積とほぼ同じで、とても小さな国になります。人口は約113万人と大分県の人口と殆ど同じです。
言語はテトゥン語・ポルトガル語・インドネシア語・英語と多く、年代層によって話せる言語が違っています。これは戦争時代(占領・統治されている時代)によって、話せる言語が決められていたので、その時その時でバラバラになってしまったんですね。
今は、ビジネスの観点からも英語が広まりつつあります。
東ティモールは後発発展途上国となっています。まだまだ戦争の爪後も残っていますし、電気や水が無い村や町も存在します。日本からもJICAを中心に多くの支援・サポートを行っています。
私は縁あって東ティモールと自動車に関する仕事をしています。
皆さんに少しでも東ティモールを知ってもらい、興味を持ってもらえれば嬉しいです。
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